作家・評論家・コメンテーター(日本文藝家協会会員、日本ペンクラブ会員(国際ペン会員)、日本児童文学者協会会員)。漫画原作者。元・農林水産省勤務。早稲田大学政治経済学部(経済学士)、早稲田大学大学院(経済学修士)。 (主著) 「魔法の経済学」「スキルアップ経済学超入門」(翔雲社)、「霞ヶ関の掟・官僚の舞台裏」「しおき華(週刊漫画ゴラク原作者)」(日本文芸社)、「省庁のしくみがわかると政治がグンと面白くなる」「図解雑学・よくわかる政治のしくみ(日本図書館協会・選定図書)」、「図解雑学・よくわかる省庁のしくみ(日本図書館協会・選定図書、全国学校図書館協議会・選定図書)」(ナツメ社)、「絶対わかる法令・条例実務入門」「絶対スキルアップする公務員の勉強法」「公務員の教科書(算数・数学編)」「ニッポンの農業(日本図書館協会選定・図書、全国学校図書館協議会・選定図書)」、「政治がわかる・はじめての法令・条例実務入門」(株式会社ぎょうせい)
2026年4月16日木曜日
なぜ大学に行く必要があるのか?
なぜ大学に行く必要があるのか?
なぜ、私がしつこく読者に勉強しろと言うのでしょうか?
それは、エッセンシャルワーカーや社会の役に立つ仕事ほど給料が低いという研究があるからです。
そして、社会に害悪をもたらす仕事ほど、給料が高いという研究もあります。
英国の研究では、銀行家は1ポンドを稼ぐたびに、社会に7ポンドのデメリットを与えている。広告代理店の役員は給料1ポンドを受け取るたびに社会に11ポンドのデメリットを与えているというものです。
一方低賃金の、清掃員や保育士は、1ポンドの給料に対して、7ポンドから10ポンドのメリットがある。
社会にデメリットを与える職業ほど、年収が高く、社会の役に立つ仕事ほど年収が低いのです。
宗教家としては、だから地獄があるんですけどとしか言えませんが。金融業や代理店の給料は、清掃員や保育士の数十倍から数百倍です。
社会的にな中間層がほとんど壊滅し、金持ちと貧乏人の二極化が進め中で、死後の世界はともかく、今世のことを考えれば、ある程度の高収入を得て、社会に還元するのがベターな生き方だと思うのです。
福沢諭吉は、金持ちは学問があり、貧乏人は学問がないと言いました。しかし、金持ちは地獄に落ちるような仕事についているというのも事実です。
けれど、地獄にすら落ちれない無能な人間というのはもっと罪が重いのです。
やろうと思えば、何兆円でも稼げるけれど、社会のために生きた人が尊いのです。
ガンジーやマザーテレサ、聖徳太子やモーゼが悪の道に走れば、いくらでも偉くなり、金儲けをできたはずです。日蓮や空海なら、世界最大のマルチやネズミ講を作れたはずです。
しかし、それをやらなかったことが尊いのです。
林雄介