私の名前は、林雄介といいます。
岐阜県岐阜市というところで生まれました。
岐阜市には、金華山があって、岐阜城があります。
織田信長が、天下統一の拠点として統治していたのが岐阜です。
美濃を制するものは天下を制するといいますが、天下分け目の合戦が壬申の乱から、南北朝時代、関ヶ原まで度々、行われてきました。
京都に近く、尾張、美濃の濃尾平野を治めると、100万石以上の石高になるので、関ヶ原の合戦以降は、小藩に分割され統治されてきました。
岐阜駅の裏に加納城があり、私の先祖は加納城の城下街に暮らす武士でした。
明治維新後、没落し、次男と本家の父親が東京に出稼ぎにいき、次男は大きな駅の駅長になり、直系先祖の父親は、警視庁の警察官になりました。
当時、没落した武士は警官になる人が多かったのです。その父親も品川の官舎で亡くなっているのです。
そして、加納の小さな小さな武家屋敷を手放し、数回の引越し(岐阜空襲で米軍に家を焼かれた)、今の実家に落ち着きました。
ところで、武家の血筋は血の気の多い修羅道の先祖霊が多いので、要注意です。
祖母の家は、成り上がりの商人なので、農家のはずですが、林の血脈はほとんど子族なので、血の気の多い喧嘩早い先祖霊が多いのです。また、成り上がりの祖母の母方も武家の血筋なので、やはり修羅道の先祖霊が多いのです。
短気が気になる読者は、先祖に子族がいないか?調べるべきです。
半分以上の先祖が武家の血筋なら、修羅道に落ちている先祖霊がいるはずです。
皆さんに、悪因縁の話をしますが、地主、武士、大商人は必ず悪因縁があります。
そして、私の父方、母方は、武家、豪農、豪商、地主しかいないので、悪因縁の絶対量でいえば、重いのです。ただし、祖父母の代に貧困で苦しみ、悪因縁の清算がだいぶ、終わっているのです。
私一代で清算しろといわれたら、官僚にもなれなかったし、本を出すという運気を使いまくる仕事はできなかったのです。
戦死したり、早死にしたりした、先祖の犠牲があって、私がいるのです。ゆえに、手厚く先祖供養をし続けているのです。
林雄介。