一話目の感想の続きです。
５点目、贈与税
主人公の財前准教授は、ＶＩＰ患者から数百万の謝礼を受け取ります。
贈与税は年間１１０万以上は申告義務があります。
国立大学の医師は、公務員です。現在は、国立大学法人ですが・・・。
医療裁判以前に、「国税庁に捕まりますよ。」
通常、付け届けを渡すなら、会社で講演させ、講演代として同額渡せばいいのです。
年間トータル１００万、２００万の付け届けなら、税務調査しないとおもいますが、１回数百万、年１千万、２千万の付け届けを貰っていれば
「絶対に税務調査来ますよ。」
６点目、ＶＩＰ患者の紹介者が知事・・・。
７点目、東教授の家が鳩山会館。
東教授の家のロケに、鳩山会館が使われています。
鳩山会館は、はじめてお伺いしたときに、鳩山由紀夫さんが、「税金がかかるから手放した」と仰っていました。
鳩山会館は、財団法人化されています。数百億の資産がある鳩山家ですら、相続税や固定資産税対策で財団法人化して、手放しているんですよ。
浅見光彦の実家の古河庭園も同じです。
鳩山家が手放した大学教授ごときが鳩山会館に住めるわけがない。
東大総長の年収が２０００万強。東大でも教授の年収は１千万強。
首相の年収が３０００万で、次官の年収も２０００万しか払ってないのに、国立大の教授の給料が上回るわけないでしょう？。
これは、民間で勤務するか、官僚になるか？と同じですよ。
権威を取ったら給料は下がるんです。
医者が金儲けしたかったら、自費で成功するか、病院建てるしかないですよ。
８点目、総回診
あれ、例えば、官僚のために作った「虎ノ門病院」でやったりできますかね？。
早稲田は医学部持ってないんでわかりませんが、「慶應病院」。
慶應の学生も見るんですよ。ＯＢ・ＯＧ来るでしょうね・・・・。
慶應閥の三井物産役員年収１億です。
東大、一橋、早慶上位学部が入るような上場企業の役員年収は、億越えますからね。
文学部から新聞社にいっても年収１千万こえますからね。
私の一番、頭がいいと思う友人が言ってたんですが、「東大病院だけは入院しないほうがいい。人体実験やりそうでしょう？、東大出身の政財界人が聖マリアンナや聖路加や慶応病院にしか入院しないのは、東大ＯＢが自分の学校の病院に入りたくないから。」といってましたよ、中学生のときに。
続く。
