2016年3月27日日曜日

道教について10、あまり学ぶ必要はない。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

道教そのものは、呪術色が強いので、呪い返しをするために、最低限の呪いのやり方さえ知っていれば実務上、必要ありません。また、普通は呪い返しそのものが、生きていく上で不要ですから、必要ありません。

道教は陰陽道、神道、修験道、密教で似たようなことができますから、体系的に学ぶ必要もありません。老荘思想といくつかの主宰神と抱朴子や山川の道教とアンリ・マスペロぐらいで十分ですし、弊害の方が大きいので、私も道教には手を出していないのです。

そのため、今後も老子、列子、荘子、抱朴子以外の道教系の本を皆さんにおすすめすることはないと思います。

そもそも、道教のマニアックな経典を読むくらいなら、旧約聖書やコーラン等を読むべきです。儒教、仏教、キリスト教、神道、イスラム教、ヒンズー教、ギリシャ、ローマの古典を学び、それでも余裕があれば、道教に手を出すべきですが…。
民俗学的な意義はあっても、一般的な意義は小さいのです。また、呪術系を独学で学べる人は少なく、弊害の方が大きいのです。

林雄介with,you。