2016年3月25日金曜日

道教について9、漢字がそもそも読めない造語。

いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)

道教の経典の多くが中国独特の自動書記で書かれています。砂に2日の道士が文字を書いていく自動書記で書かれた経典がかなりあり、厄介なことに、勝手に漢字を作るのです。そして、音で意味を現しているのか?、文字で意味を現しているのか?前後関係から察するべきなのか?

いくつかのパターンがあり、中国人でも解釈が難しい経典がかなりあるのです。戦前の辞書に角川書店の字源があり、たいていの漢字は網羅していますが(通常の漢字辞典の辞海だと対応不可能)、字源は中国古典(老荘含む、仏教漢字は網羅しており、(口言)のような一生使わないであろう漢字も載っているのですが、それでも調べられない場合、99%、自動書記の造語なのです。似たような経典で、文字起こしされたものから、造語かどうか?を調べるのです。

また、ポピュラーな北斗経、神農経、玉皇経等の造語は漢字として、辞書に載っているので、マニアックな秘密経典系の造語が調べるのが厄介なのです。

林雄介with,you。