いつもありがとうございます。林雄介です。(*^_^*)
日本や中国では、支配者に逆らわせない手段として朱子学が使われてきました。実学を朱子学は否定するので、清はアヘン戦争に負け、日本も開国したのです。朱子学は、反乱させないための体制側の儒教です。そのため実務で使えないので、反乱軍を鎮圧した王陽明が陽明学を作ったりしたのです。
そして、朱子学の弱点を補完するために、道教を中国の官僚は普通に学んでいたのです。しかし、中国人は学術的価値がなく大衆的なものを恥じますから、日本や朝鮮に道教は伝えなかったのです。
日本は仏教、神道がありましたが、朝鮮は馬鹿正直に朱子学を国学にしたので、一気に国力が低下したのです。福沢諭吉が脱亜論で中国、朝鮮、江戸幕府批判をしているのは、実学軽視、勘定方の福沢家を身分低く扱ってきた中津藩に対する怒りなのです。実学重視、経済力重視、銭勘定重視をすると政府に反乱を起こされるから、朱子学は実学、銭勘定軽視の観念的儒教として、中国、朝鮮、江戸幕府の国力を低下させた元凶なのです。
続く。
林雄介ｗｉｔｈ，ｙｏｕ。
