2015年10月7日水曜日

多文化共生と世界政府について。

世界政府を作る絶対条件というのがあります。

まず、お互いに文化を熟知していること。キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンズー教、道教、儒教の原典を全人類が読んで、共通項と違いを理解していないと、世界政府を作っても紛争が増えるだけなんです。

世界政府の最大のネックは、全人類がアリストテレスよりは賢くないと作れませんからね。大まかに、ほとんどの文化を学んで理解して、正しいところも間違っているところも理解して、仲良くやっていこうという話にならないと無理ですよ。シールズみたいな知識だと世界平和なんか無理ですよ。プーチンとかオバマとか、キリスト教やイスラム教の指導者が最低でも納得しないと共生なんかできませんから、政治、経済、宗教、こうしたジャンルのトップになる必要はないんですが、主要な文化のエッセンスを全部おさえておかないといけないわけです。

イスラム教の人間は、イスラム教のロジックでしか絶対に納得しませんからね。アリストテレスも間違いが多いんですが、当時のほとんどの分野の知識を持っていますから。
はやし。