2015年10月18日日曜日

赤壁の戦い、3つの可能性。

赤壁の戦いなんですが、今の孫子は曹操が編纂したから、天候観測は必ず曹操もやっているんです。

ですから、季節風説はあり得ないのです。まず、1つの可能性は、曹操が天候観測に使った地域住民が孔明側のスパイだった。もう1つは、昔書いたように、本来、曹操側に風が吹かない日、そういう時期、そういう雲、天候の日に、曹操側に風を吹かせた。霊術、計略、両方使っていたとは思いますけどね。

孫堅は孫子の子孫を自称、曹操は孫子の解説書を作っていますから、孫子レベルの兵法知識は三國志の登場人物は持っていて当たり前ですからね。
ちなみに、小説だと孫堅か孫権が道教の仙人を殺す話がありますが、史実的には孫権、孫堅は道教のガチの信者。中国人は道教を隠したがるんですが、道教のガチの信者多いんですよ、歴史上の人物でも。

儒教、仏教、道教の三学兼修が知識人の基本でしたから。儒教は実務、仏教と道教は現世利益と死後の対策と傾向。

霊術はおかしな世界にいくから覚えない方がいいですよ。

はやし、林雄介。